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「中将姫誓願桜2世」がお嫁入り ―県庁前公園に接木による2世を植樹―

  • 執筆者の写真: 管理者
    管理者
  • 2022年3月5日
  • 読了時間: 2分

来年1月の新県庁舎開庁に向け、新庁舎前に整備中の公園に県内の天然記念物である桜を植え県民に楽しんでもらうよう計画されました。そこに淡墨桜・揖斐の二度桜・臥龍桜と中将姫誓願桜を植えることになり、去る1月20日整備中の県庁前公園でその移植式が河合岐阜県副知事、地元芥見東・南自治連合会会長や保存会役員立ち合いのもと実施されました。中将姫誓願桜の原木は地元大洞願成寺に生息する樹齢1300年と言われ、ヤマザクラが突然変異して生まれた八重桜で、花びらが26~32枚もある大変美しい花を咲かせる木です。奈良・當麻寺の中将姫が植えたとされる自然交配で生まれた桜としては、一本しかない極めて珍しい品種です。昭和4年に国の天然記念物に指定されており、今回寄贈された桜はこの原木から接ぎ木により県の白鳥林木育種事業地で平成21年に採取され、願成寺境内で樹高4.5m、枝幅2.5mに生育した2世の成木です。

中将姫誓願桜保存会会長の玉田和浩県議は「県の玄関口の公園に中将姫誓願桜が植えられることは大変嬉しく、中将姫も喜んでおられることと思います。」と挨拶しました。

因みに、その他の2世の嫁ぎ先は、平成21年岐阜市制120周年事業でJR岐阜駅北口バス乗車ロータリー里山広場,平成24年中将姫が継母の迫害から逃れ立ち寄った先でお礼に松を植えたとされる輪之内町アジサイ広場と平成29年中将姫のふるさと奈良・當麻寺中之坊で、今回の県庁前公園が4か所目の嫁ぎ先となります。この姫たちは、毎年嫁ぎ先で可愛らしい八重の花びらを咲かせています。

 
 
 

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